海が見える家(はらだみずき)を読んだのでレビュー

この記事を書いたひと: @t4traw 2019年7月28日

あなたは今”生きて”いますか? あとがきから引用させていただくと、「幸せとはなんですか?その幸せは、自分で選び取ったモノですか?」というコトを強く訴えてくる作品でした。

ふと仕事で納得のいかないことがあり、どんどん深みにハマっていき、「あれ、俺なんでこんな苦しいんだろう?」「本当に僕は今、”生きて”いるのか?」と、自分という足場がなくなって、心が自分の体からこぼれて見失うような、そういう感覚に落ちるときがあります。いや、自分が今そういう状態なんですね😢

そんな自分に「ちゃんと生きていますか?」と問いかけてくる本でした。

最後の10ページちょっとまでサラサラとした文章なのですが、クライマックスは本当にエモい文章というか、涙とはまた違う、こぼれかけている心を力強く持ち上げてくれるような文章で、中でも

抗いきれない波に翻弄されても、足を踏み外すように波間に落ちても。何度でも、何度でも、くり返し……。<中略> –生きている。ただ、その事に感謝した。

この言葉に衝撃を覚えました。この言葉が眩しいというか、羨ましすぎて……余計に辛くなるというかw そんな僕はまだちょっと乗れてないんでしょうね。

でも本当に「あぁ、生きている」と感じる瞬間を大切に、そのためにいきなくちゃいけないなと、強く再確認することのできる本でした。

まだ少し心がぐらついて辛い状態ですが、また本当の、自分の幸せを探す旅を再開したいと思います。